ブログの整理
Jacques
具体的な差異を例示する説明責任
僕が現代日本の資本主義に批判的であるのは、芸術・学問に限定すれば、「経済の回転」のために基礎的な技術習得が原理的に疎かになるから
V「では基礎的な技術習得がなされたら、なにがどうよくなると考えてますか?」
↓
Jacquesの主要関心事である「音楽・英語フランス語・文学・哲学・資本主義に関する考察」に関して、基礎的な技術習得をクリアしている者とそうでない者との具体的な差異を例示する説明責任
↓
・音楽
→楽譜を読めるか否かによって差異は生じるか・英語フランス語
→デリダなどを原文を読むのと翻訳で読むことの差異→文学・哲学に関連する・資本主義に関する考察
→その知見を得ることは資本主義下で生活するに際してどのようなメリットがあるか
一連の対話の主要トピックを整理しました。
今後、徐々に回答していきたいと思います。
・歴史の発展は偶然に決定されているか
・言語による世界を構築
・音楽
・援助交際→現代型資本主義のLeading-Caseとして
→性愛や擬似家族の市場サービス化
・価格決定
→
「僕は価格決定は「一般的」「平均的」「パッケージ」に拠るのではなく、「時価」のようなものにするべきだと考えています。僕にとって重要な書物でもつまらない書物でも等しい市場価格である、というのが資本主義の大きな欠点だと考えていますから。」
↓に関連する
・<私有財産制度>の否定
→例えば高層マンションに住み、必要な私財のみを各人が保有して、後は共有する
→高層マンションは分譲ではなく賃貸
→私財を最小限にし、賃貸にし、各地間の差異を最小限にすることによって、流動性(=引越し)を大きく高められる
→例えば、僕が理想としているのは、政治のサイクルはだいたい3年毎(知事選・衆院選・参院選・市長選)なので、それを統合し、その結果によって各人が評価する自治体へと引っ越す→政治腐敗は大きく改善される、はず
その改革は未だ遠いので、現在の僕は、自身の行動範囲をなるべく流動的にし、様々なサービス(例えばSuper-Market)に対する評価を流動的にして、評価する店舗で購入するようにしています。
共有設備の利用に当たっては、インターネットが利便性を有する→携帯電話をSuicaのように認証確認や設備使用予約や使用料の累積に利用することによって、利用状況をリアルタイムに摩擦感無く把握できるから
→Jacquesは自身の居住環境への嫌悪から、特にCar・Toilet・Bathを共有すべきだと考えている
広大なスペースよりも防音などの設備への投資
→社会全体も、時間・空間をずらしていくべきだ
→通勤時間・通勤場所(東京都心一極集中の緩和)→家事のような労働の市場サービス化
→高層マンション群に各労働(洗濯・食事・Bath・部屋整理・掃除・・・)の供給業者を常駐した方が効率も良く、心理的にも利用し易い?
→<私有財産制度>の否定の最大の問題点は、「失業者が溢れる」
→当然、現在の知的財産権問題を初めとする諸ギルドの反抗は、その観点から重要なケースと見られる
→池田信夫氏(知的財産権を否定する派)を初めとする論者の論点を整理すべき?
→言語上の議論に留まらず、現実的な改革はどの程度進んでいるかを調査すべき→例えば、高層マンションと一戸建ての過去及び今年新築の比率や、所得層の分布など
(←多少ずれているような気もする)
<私有財産制度>は
↓にも関連する・「結婚制度と売春は原理的に同時に成立していますので、結婚制度が無くならない限り売春は根絶できません」
→なぜ関連するか
→結婚制度は私有財産の現実的・論理的な基礎であると考えるから→僕個人は結婚していませんし、子供を生みたくもありません。僕は自分が僕の理想の社会にとって有害であると強く思っていますので、そのような人間の子供を存在させたくないのです。
僕は僕の両親も強く嫌っています。
http://d.hatena.ne.jp/V301SH/20080606/1212749021#c
■議論の整理
問題提起:
V
一発でWikiに飛べるケータイ出るらしいですね。カンニングし放題?
これからはいかに知識を頭に入れるかじゃなくて、いかに頭にアクセス方法を備えておくかが重要になりますね。
akatori777さんの主張は↓に要約されうるとJは考える
「全ての知識を記憶することは無理だけど、本質的なことというのは習得にある程度の時間がかかるものだから、教科書の置いてある場所さえ知っておけば良いという主張は無理があるよ。」
「ペーパーテストの点取りに躍起になるくらいなら自分の興味の持つ分野をとことん自習する方が遥かに崇高。」
Vの主張の要約(とJが考えるもの):
今までのガッコの試験は、全て頭につめこんだものだけでの勝負でした。
でも
これほどパソコンによる検索が発達した状況では、瑣末な暗記が不毛しかも
今までのテスト体系しかくぐりぬけてこなかった人達は、持ち込んだ授業プリントを「読めばわかる」程度のテストの問題がわからなかった人が多かった。そういう人たちは、過去問の暗記しかしてなかったんです。
自分らの世代の今までの人生では暗記だけが評価の指標だったんです。
J
対象領域ごとに分類・分離すべき
数学・医学・外国語・・・
・外国語、あるいは自国語でも同様だが、多くの異質な場面に使用される。どのような用途があるかで異なる採点基準が採用されるべき
J「複雑な事は話せないですけど、困ってる外国人を見かけると積極的に話しかけて手伝う」
→日常的で現実的な用途
→逆に、学問的なOutputには耐えない「語学で外国人と話すという状況なら、Paperではなくて実際に対話すれば良いわけですしね。Paperで点数取っても話せない人が量産されてしまう。」
そもそも、Jは人間がアドホックに対処する社会システムに根本的に批判的である
→人間は狂った生き物であり、機械や物質に重要な部分を任せる社会設計を理想とする
→精神分析よりも薬物使用?
→車よりも鉄道
→音声言語よりも文字言語を複数人が検討する
→裁判員制度などもっての他
J
携帯やPCで知識を簡単に取得できるなら、それを前提にした試験にすればいいんですよね。
「BlogはManual作りだ」→一発勝負のPaper-testではなく、BlogやBBSの議論を採点すべき?
→当然、そうしたタイプの教師も多数存在するだろう
→より高く評価される試験制度
→教師自身が評価されるシステム
→インターネットで教師が試験基準や問題を公開しているのを積極的に評価していくBlog作成
→例えば、こうして議論している僕たち自身が他者から評価されねばならない
Paper-Testなんか明らかに不自然で特殊例外的な条件下なんですよね。本もPCも使わないで問題解くなんて状況が自然状態で生じるわけが無い。
人間の感情・思考は無数の方向性があり、一斉に一時点において活動させて評価させるシステムは完全に無意味だと思う
結論:
「試験勉強&Paper-Testが中心の文化は、やはり駄目だと思います。」
id:feuillesさんとの問題設定リスト
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